ワルツ第15番 (ショパン)ワルツ第15番(ワルツだいじゅうごばん)ホ長調 KK. IVa-12[1]は、フレデリック・ショパンが作曲したピアノのためのワルツの小品である。 概要1829年に作曲された初期の作品で、作曲者の死後1871年に出版された。第14番ホ短調 KK. IVa-15と対にする目的があったと指摘されている。 演奏自体は比較的簡単で、ゆるやかな小品であることから、リサイタルで紹介されることも多い。 曲の構成左手のオクターヴと両手のユニゾンによる序奏及び主要主題が特徴。序奏は"B - E"の繰り返しによる堂々としたオクターヴであり、音階のユニゾンが主題となる。右手のオクターヴも登場し、平行調の属調(嬰ト短調)に転調する。 脚注
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