ワット・プーカオトーン
ワット・プーカオトーン(Wat Phukhao Thong、チェーディー・プーカオトーン、Chedi Phukhao Thong、タイ語: เจดีย์ภูเขาทอง)は、タイ中部のアユタヤ近郊のプーカオ・トーン (Phukhao Thong) の村落にある、仏教寺院(ワット、wat)ないし、高さ50メートル[1]、最頂部80-90メートル[2]の仏塔(チェーディー、chedi)遺跡である。遺跡に上り、周囲の田やアユタヤの町を見渡すことができる[2]。 歴史寺院は、アユタヤ王朝初期の1387年、王ラーメースワンにより築かれた。1569年、アユタヤを奪取したタウングー王朝の王バインナウンの勝利を記念し、ワット・プーカオトーンの仏教寺院の隣にモン-ビルマ様式の大きな仏塔(チェーディー)が構築され、1587年、アユタヤ独立を回復したナレースワンを記念してタイ様式に改修された[3][4]。次の2世紀にかけてその仏塔は荒廃していった。王ボーロマコート(在位1733-1758年)の統治時代の修復において、1754年[2]、入り組んだ角のある正方形に設計されたタイ様式の新しい仏塔が、その遺構の基部の上に建設された[3][5]。隣接するラーメースワンの創建による寺院は未だ使用されている[3]。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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