ワット・シーサワーイ
ワット・シーサワーイ(ワット・シー・サワイ、Wat Sri Sawai、タイ語: วัดศรีสวาย)は、タイのスコータイの旧市内となるスコータイ歴史公園に位置する寺院(ワット、wat)である。 歴史ワット・シーサワーイは、12世紀末-13世紀初頭にクメール人によりヒンドゥー教寺院として創設された。その後、15世紀になって未完成であった建造物が改修されており、タイ人による仏教寺院となっている[1]。 1907年の発掘では、ヒンドゥー教の神ヴィシュヌのまぐさ(リンテル)や、神々の青銅の断片が発見された[1]。 構成ワット・シーサワーイは、周壁に囲まれており、正面は南を向く。当初、ヒンドゥー教寺院として建造されたワット・シーサワーイは、低い基壇の上に、3基の塔堂(プラーン、prang)があり[2]、その東西に並ぶ塔堂はラテライトで構築されている。その後、15世紀に煉瓦で補修されるとともに漆喰の装飾が施された。塔堂の南側正面の左右に連なる石柱は、仏教寺院として構築された礼拝堂(ウィハーン、wihan)の遺構である[1]。 脚注
関連項目外部リンク
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