ロベール3世(フランス語:Robert III, 1185年 - 1234年3月3日)は、ドルー伯およびブレーヌ伯(在位:1218年 - 1234年)。ドルー伯ロベール2世とヨランド・ド・クシーの息子。若い頃、狩猟中に小麦畑を破壊したため、Gasteblé(小麦を無駄にする人、の意)と呼ばれた。
生涯
弟のブルターニュ公ピエール1世とともに、1212年にナントで後のフランス王ルイ8世と戦い、戦闘中に捕らえられた。ブーヴィーヌの戦いの後、ソールズベリー伯ウィリアム・ロンゲペーと人質交換となり、1226年にアルビジョア十字軍に参加し、アヴィニョンを包囲した。1226年のルイ8世の死後、王妃ブランシュ・ド・カスティーユの摂政時代にはブランシュの支持者であった。
結婚と子女
1210年にアエノール・ド・サン=ヴァレリ(1192年 - 1250年11月15日)と結婚し、以下の子女が生まれた。
- ヨランド(1212年 - 1248年) - ブルゴーニュ公ユーグ4世と結婚
- ジャン1世(1215年 - 1249年) - ドルー伯
- ロベール(1217年 - 1264年) - シャトーダン子爵
- ピエール(1220年 - 1250年) - 聖職者
脚注
参考文献
- Bubenicek, Michelle (2002) (French). Quand les femmes gouvernent: droit et politique au XIVe siècle:Yolande de Flandre, Droit et politique au XIV siecle. Ecole des Chartes
- Evergates, Theodore (2007). The aristocracy in the county of Champagne, 1100-1300. University of Pennsylvania Press
- Painter, Sidney (1982). William Marshal, Knight-Errant, Baron, and Regent of England. University of Toronto Press
- Pollock, M.A. (2015). Scotland, England and France after the Loss of Normandy, 1204-1296, 'Auld Amitie'. The Boydell Press