ロナルド・ハワード
ロナルド・ハワード(Ronald Howard, 1918年4月7日 - 1996年12月19日)はイギリスの俳優で作家。父は俳優のレスリー・ハワードである。 来歴ロンドンのクロイドン・ロンドン特別区サウスノーウッド生まれ。ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジを卒業後、一旦は新聞記者となるものの、俳優になることを決意する。 映画デビューは、父レスリーが監督・主演した "Pimpernel" Smith での端役出演だったが、ハワードの出演シーンは編集でカットされてしまった。1940年代初頭に地元ロンドンの劇場、さらに映画でも演技の経験を積み、1947年の While the Sun Shines で正式に映画デビューをする。The Queen of Spades、The Browning Version といった作品で様々な役に挑戦し、1950年代に製作されたリチャード・グリーン主演のテレビドラマ The Adventures of Robin Hood で、ウィル・スカーレットが登場する回にそのウィル自身を演じた。このウィルの役は、その後はポール・エディントンが演じた。 1954年に始まったテレビの Sherlock Holmes では、ハワードが主役のシャーロック・ホームズを、ハワード・マリオン=クロフォードがジョン・H・ワトスンを演じた。この番組はDVD化され、2006年には、英国の衛星放送チャンネル、ボナンザでも放送された。 1950年代から1960年代にかけても、映画の仕事、とりわけ The Curse of the Mummy's Tomb のような作品への出演を続ける一方で、1960年代の英米両国のTVに出演し、『アフリカ大牧場』のヘイズ役をはじめ、他の俳優の憧れとなるような役を演じ、『コンバット!』にもゲスト出演した。また、フランスのアンリ・ヴェルヌイユ監督の『ダンケルク』(1964年)等の外国映画や『さらば荒野』(1971年)や『ワイルドトレイル』(1975年)と言ったスペインで撮影された西部劇にも脇役出演した。 1970年代半ばには画廊経営のために、不本意ながら俳優としての仕事を後回しにした。1980年代には自伝を発表した[1]。この自伝は自らの俳優としての経歴、そして1943年1月にビスケー湾上空で飛行機が狙撃されて亡くなった父レスリーについて触れられている。 主な出演作品映画
テレビシリーズ
脚注
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