ロックマンメガワールド
『ロックマンメガワールド』(ROCKMAN MEGA WORLD / 英: Mega Man: The Wily Wars) は、カプコンから1994年10月21日にメガドライブ専用ソフトとして発売されたアクションゲームである。 概要ファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された『ロックマン』(以下『1』)、『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』(以下『2』)、『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』(以下『3』)を1つのソフトにまとめて移植した作品。グラフィックやサウンドなどは、ハードウェアの性能に合わせ、新規に作成し直されている。また、収録作ごとに異なっていたSE・グラフィック・その他の仕様の一部が統一されている。 マップ構成、敵キャラの動きなどゲームを構成する要素はすべてFC版と同じだが、敵キャラ出現のタイミングがコマ数秒のズレがある。[1] 3作品をすべてクリアすると、新たにメガワールドオリジナルのタイトル「ワイリータワー」が選択可能となる(詳細は後述)。 オリジナル版においては『1』は電源オフ後の再開機能がなく、『2』『3』はパスワードコンティニュー方式であったが、本作収録のものはバッテリーバックアップによってセーブを行う方式に変更されている。また、オプション画面でキーコンフィグやサウンドテストもできるようになっている。 本作のカートリッジの裏面には、他のメガドライブのソフトとは異なり、"SEGA"ではなく"CAPCOM"の刻印がある。これは同社のメガドライブソフト『ストリートファイターIIダッシュプラス』・『スーパーストリートファイターII』も同様。 2019年9月にセガより発売された復刻系ゲーム機『メガドライブ ミニ』に内蔵の42作品の一つとして収録された。本機における本作はテラドライブで10MHzで動作させた状態と同等となっており、メガドライブの実機で頻発していた処理落ちが解消されている[2]。 2022年7月1日には、『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』で配信が開始された。メガドライブミニ収録版と同じく処理落ちが解消されている。 ワイリータワー1つのセーブデータで『1』〜『3』全てをクリア後、それをロードするとタイトル選択画面で新たに選べるようになる、オリジナルのタイトル。3つの選択ステージとそれらをクリアした後に一定の順序で攻略する4つのステージの計7ステージで、ステージ中は『1』〜『3』すべての敵キャラやトラップが組み合わさって登場する(ボスキャラクターおよびステージのBGMはすべてオリジナル)。 本タイトルでは特殊武器は手に入らない代わりに、『1』〜『3』まで登場した特殊武器を最大8つまでとサポートアイテムを最大3つまで自由に選択して装備が可能。この選択はステージ開始ごとに行うことができる。なお、『3』と同じく、スライディングが可能である。 登場キャラクター選択ステージのボスキャラクター選択ステージのボスは、ナンバリング作品とは異なり、倒しても特殊武器は得られない。西遊記がモチーフになっている[3]。
ワイリーステージ以下はワイリーステージに登場するボスである。
移植版
攻略本
脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク
|