レオン・コニエ(Léon Cogniet、1794年8月29日 - 1880年11月20日)は、フランスの新古典派、ロマン主義の画家である。
略歴
パリで生まれた。1812年から国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)で、ピエール=ナルシス・ゲランらに学んだ。1814年から大きな公募展に出展を始め、1815年にローマ賞の2位を受賞し、1817年に「カストールとポリュデウケースに救われたヘレネー」を描いた絵画でローマ賞を受賞した。ローマ賞を受賞すると、イタリアへの留学奨学金が与えられ、1822年まで在ローマ・フランス・アカデミーに滞在した。フランス帰国後も「死んだ娘を描くティントレット」などの作品で注目を集めた。ナポレオンのエジプト遠征などを題材とした歴史画を描いた。
1831年から Lycée Louis-le-Grand、1847年から、エコール・ポリテクニークでデザインを教え、1851年から1863年の間、パリ国立高等美術学校の教授を務め多くの画家を指導した。
1828年にレジオンドヌール勲章(シュバリエ)を受勲し、1846年にレジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲した[1]。
作品
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「パトロクロスの死を知るアキレウス」
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「ヘリオポリスの戦い」
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コニエに学んだ画家たち
参考文献
- Henri Béraldi, Roger Portali: Les graveurs du 19. siecle. Edition Jacob, Paris 2001, ISBN 2-913224-18-0 (3 Bde., Repr. d. Ausg. Paris 1880/82).
- Götz Czymmek: Französische Malerei des 19. Jahrhunderts. Wallraf-Richardtz-Museum, Köln 2005, ISBN 3-9808017-0-5.
- Henri Delaborde: Notice sur la vie et les ouvrages de M. Léon Cogniet. Académie des Beaux-Arts, Paris 1881.
- David Ojalvo (Hrsg.): Léon Cogniet. 1794-1888. Musée des Beaux-Arts, Orleans 1990.
- Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. dtv, München 1992 (Bd. 7, S. 176).
- Allgemeines Künstler-Lexikon der bildenden Künstler aller Zeiten und Völker. Saur, München 1991, ISBN 3-598-22740-X (Bd 20, S. 153).
脚注
- ^ « Cote LH/560/44 » [archive], base Léonore, ministère français de la Culture