レオナルド3世トッコ
レオナルド3世トッコ(ギリシア語: Λεονάρδος Γ΄ Τόκκος、英語: Leonardo III Tocco、在位:1448年 - 1449年)とは、最後のエピロス専制侯国の君主、アドリア海の島々、ケファロニファ島の領主(伯)。 生涯レオナルド3世はオルシーニ家の血縁でケファロニア伯領を継いでいたアルバニア系貴族・トッコ家の出身であった。父はエピロスの専制公カルロ2世トッコ、母はラモンディナであった。1448年10月の父の死後、エピロスの専制公に即位する。 そのわずか1年後、1449年のオスマン朝によるエピロス専制侯国の攻撃を受け、結果征服されてオスマン帝国のスルターンの支配下に入った。しかし、レオナルド3世は1479年までケファロニファに所領を持ち続け、その地を伯として領有する。また、レフカス公の称号も称した。 しかし、そのわずかな所領もオスマン朝に接収され、レオナルド3世はナポリ王国への亡命を余儀なくされた。しかし、ナポリ王国ヘの亡命後もその地でエピロスの専制公を称し続けた。また、レオナルド3世の長子・カルロ3世トッコもエピロスの後継者を名乗った。
子女ミリカ・セルビアと言うセルビア人の妃との間に、レオナルド3世は以下の子供を授かる。 また、側室フランチェスカ・マルッツァーノとの間には、以下の子女が生まれた。
参考文献
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