ルスラーン、ルスラン[1](ウクライナ語・ロシア語:Русла́н;ラテン文字表記:Ruslan、Rouslan)は、テュルク系民族の男性名。「獅子」に由来する。ウクライナ人やロシア人、チェチェン人、タタール人などの間に広く見られる。
由来
ルスラーンの名前は、イランの英雄叙事詩『シャー・ナーメ』の英雄ロスタムに由来する。しばしば獅子に喩えられたイランの英雄ロスタム・ザラザルはトルコでアルスラン・ザルザラ(アルスランは「獅子」を意味する)となり、17世紀にはロシアにおいてロシアの英雄エルスラーン・ザラザロヴィチ(またはラーザレヴィチ)に変じた。そこからルスラーンの名前が生まれたが、一方で同じ由来を持つルスタムという名前も同様にポピュラーな男性名として使用されている。
個人名
関連項目
脚注