ルカ・マイスラゼ(グルジア語: ლუკა მაისურაძე、グルジア語ラテン翻字: Luka Maisuradze、1998年1月30日- )は、ジョージア出身の柔道選手。階級は81kg級[1][2]。
経歴
2017年のヨーロッパジュニア81㎏級で2位になると、2018年にはヨーロッパジュニアとヨーロッパ大学選手権で優勝するも、世界ジュニアでは3位だった[2]。2019年にはグランプリ・アンタルヤで優勝すると、グランドスラム・エカテリンブルグとヨーロッパ競技大会で3位になった[1]。世界選手権では準々決勝でエジプトのモハメド・アブデラールに敗れるも、その後の3位決定戦で世界チャンピオンであるイランのサイード・モラエイを合技で破って3位になった[3]。2020年のU23ヨーロッパ選手権では90㎏級に出場して優勝するも、従来の81㎏級で出場したヨーロッパ選手権では3位だった[1]。なお、東京オリンピックには出場できなかった[1]。2021年から階級を90㎏級に上げると、グランドスラム・カザンで3位となった[1]。2022年の世界選手権では3位になった[4]。2023年の世界選手権では決勝まで進むと、同僚であるオリンピックチャンピオンのラシャ・ベカウリを技ありで破って優勝を飾った[5]。続く世界団体では準々決勝の日本戦で田嶋剛希に技ありで敗れたが、その後の敗者復活戦を勝ち上がってチームは3位になった[6]。ワールドマスターズでは決勝でベカウリに反則負けして2位だった[7]。グランドスラム・東京では決勝で村尾三四郎に内股で敗れて2位だった[8]。2024年3月にドーピングにより10月まで出場停止処分を科されたことが明らかになった。そのため、7月のパリオリンピックには出場できなかった[9]。復帰後のグランドスラム・東京では決勝で村尾に技ありで敗れて2位だった[10]。
IJF世界ランキングは3350ポイント獲得で1位(24/12/9現在)[11]。
主な戦績
81㎏級での戦績
90㎏級での戦績
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
外部リンク
|
---|
1965~75年は80kg級、79~97年は86kg級、99年以後は90kg級 |
1960年代 ~70年代 | |
---|
1980年代 ~90年代 | |
---|
2000年代 ~10年代 | |
---|
|