ルイ・ジョゼフ・フランクール
ルイ・ジョゼフ・フランクール(Louis Joseph Francœur, 1738年10月8日 - 1804年3月10日)は、フランスのヴァイオリニスト、作曲家。パリのオペラ座で音楽監督を務めた。息子に、数学者として活躍したルイ=バンジャマン・フランクールがいる。 生涯1738年にパリで生まれた。1745年の父の死後は、おじで作曲家のフランソワ・フランクールのもとで育てられた。フランクールはオペラ座において、1762年からはコンサートマスター、1764年から1779年までは教員、1790年までは音楽監督並びに首席指揮者を務めた。フランス革命の勃発により、フランクールのキャリアは大きく狂うことになる。彼はオペラ座の特権を取り戻すべく会社を設立したが、1793年から1794年にかけて投獄されてしまう。1799年にオペラ座で指揮をした後、見放され、忘れられて、多額の借金を抱えたまま1804年にパリで没した。 フランクールは、自作や他人の楽曲の編曲にいくつか作品を遺している。理論書も著しており、「le Diapason général de tous les instruments à vent」(1772年)などがある。 参考文献
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