リープヘル
リープヘル(独: Liebherr)とは、ドイツの建設機械メーカーを母体とした企業体である[注 1]。 概要リープヘルグループ(Liebherr Group)は、スイスのリープヘルインターナショナルを持ち株会社とし、グループ企業は完全な同族経営である[1]。世界17ヵ国に生産販売・サービス拠点を置き、グループの従業員数は5万1,300人に達する[1]。中心となるリープヘル社は、ハンス・リープヘルによって1949年に創業され、本拠地をヴュルテンベルク州ビーベラハ・アン・デア・リス(単にビーベラハ、またはビベラッハ、ビーベラッハとも:Biberach an der Riß)に置く。 歴史創業者のハンス・リープヘルは13歳から継父の下に弟子入りして職人の道に入った。第2次世界大戦中は工兵部隊の所属となりロシア戦線で橋の建設に従事。その過程で建設機械の重要性に気づき、終戦後、30代半ばになった彼は地元の仲間および職人達と小さな工場を興し、建設用タワークレーンを独自開発した。組み立てやすく手頃と評価された同社のクレーンは多くの顧客を獲得していった。これが同社の原点である。 事業部門タワークレーンの製造から始まった同社には、以下の13部門がある。[3]
同社の製品
日本法人横浜市鶴見区大黒町に、日本法人であるリープヘルジャパンを置く。リープヘルジャパン株式会社は移動式クレーン部門の海外営業所である。 脚注注釈出典
外部リンク |