リンツ・ブルックナー管弦楽団
リンツ・ブルックナー管弦楽団(ドイツ語:Bruckner Orchester Linz, 英語:Bruckner Orchestra Linz)は、オーストリアのオーケストラである。 概要オーストリアの主要なオーケストラの一つであり、リンツを本拠地とする。リンツがあるオーバーエスターライヒ州リンツランド地区には、アントン・ブルックナーの生誕地であるアンスフェルデンがあり、同市の楽団と最も密に関わったブルックナーにちなんで名付けられた[1]。 以前の名称はリンツ州立歌劇場管弦楽団だったが(1803年創立[2])、ナチス時代にリンツ・ブルックナー管弦楽団として改編され、ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイゲン・ヨッフムの弟)が指揮者を務めた[2][1]。戦後は再びリンツ歌劇場の楽団に戻ったが、クルト・ヴェスが首席指揮者だった1968年に現在の名称となった[1]。クルト・アイヒホルン指揮によるブルックナーの交響曲の録音が数多くあり、交響曲第9番第4楽章を補筆完成した版を使用するなどの企画で話題を呼んだ[2]。 ブルックナー没後100年の命日(1996年10月11日)には、東京芸術劇場において、交響曲第9番とテ・デウムを演奏した。 歴代首席指揮者歴代の首席指揮者は次のとおり[1]。
脚注出典
参考文献
外部リンク
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