リカワ川(リカワがわ、Riwaka River)は、ニュージーランドの南島の北西部、タスマン地方にある川。公式にはリワカ川からリウワカ川(Riuwaka River)に改称された[1]。リワカ川は最小流量400L/sを維持するために、200L/sの取水量制限が課されている[2]。長さは約20kmであり、モトゥエカ(英語版)の北約10kmにあるリワカ付近でタスマン湾(英語版)に注ぐ。河口部は、ザルガイ科などの魚介類の漁場として重要である[2]。また川ではブラウントラウト釣りをすることができる[3]。
リワカ川の谷と、付近を流れるタカカ川(英語版)は、タスマン湾とゴールデン湾を結ぶ唯一の道路となっている。
流路中に石灰岩の洞窟を抜ける地下区間があり、リワカ川源泉(リワカ・リサージェンス、英語: Riwaka Resurgence)で地上に現れる。リカワ川源泉は水晶のように透明な水で、盛夏でも冷たく、行楽客やダイバーが訪れる[4]。
脚注
- ^ “Te Tau Ihu Treaty Settlements” (英語). Tasman district Council. 2015年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月24日閲覧。
- ^ a b Basher, L.R.. “The Motueka and Riwaka Catchments” (英語). Land Research New Zealand. 2015年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月24日閲覧。
- ^ “Riwaka » Tasman District Council”. Tasman District Council. 2015年2月24日閲覧。
- ^ “Walks around Motueka - The Riwaka Resurgence”. Motueka Online. 2015年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月24日閲覧。
外部リンク
座標: 南緯41度04分 東経173度00分 / 南緯41.067度 東経173.000度 / -41.067; 173.000