リッチモンド・インターナショナル・レースウェイ
リッチモンド・インターナショナル・レースウェイ (Richmond International Raceway) は、アメリカ合衆国バージニア州リッチモンドに存在するオーバルサーキット。1周0.75マイル(1,207m)。観客席数は11万2029席。 1946年製作という、NASCARの歴史より長いリッチモンド・レースウェイ・コンプレックスと呼ばれるファクトリーなどが立ち並ぶ中に存在するレーストラック。NASCARはネイションワイド・シリーズ、スプリントカップシリーズが春秋の2回開催で、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズは開催無し。 1991年に照明設備が設置されて以来、ここで行われる全てのイベントをナイトレースで行っている唯一のトラック。そしてチェイス・フォー・ザ・チャンピオンシップ(通称チェイス)が導入された2004年以降は、進出者が確定する第26戦が行われる。2018年からは、プレーオフ(チェイス)の第28戦が行われている。 トラックの特徴
現在のトラック形状はDシェイプオーバルとなっているが、以前はマーティンズビルのように、タイトなトラックであった。1988年の改修によりフロントストレッチ側のストレートをピットレーンへ転用し、その外側にDシェイプのフロントストレッチを作っている。そのためショートオーバルにしては最高速は伸びるが、その後には14度という浅めのバンクを持つタイトなターンが待っているため、全体的には速度域の低い、マーティンズビル同様ショートオーバルらしいショートオーバルである。 トラック自体はタイトとはいえ、フェニックスよりはアウトラインも使えるコースであり、接近戦の期待出来るトラックではある。 レコード
外部リンク
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