リチャード・ロドリゲス (野球)
リチャード・オーガスティン・ロドリゲス(Richard Agustin Rodríguez, 1990年3月4日 - )は、ドミニカ共和国サンティアゴ州サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称は”痩せた犬”を意味するペロ・フラーコ(Perro Flaco)[1]。 経歴プロ入りとアストロズ傘下時代2010年にヒューストン・アストロズと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・アストロズでプロデビュー。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率2.00、16奪三振を記録した。 2011年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズでプレーし、4試合に登板して防御率9.82、3奪三振を記録した。 2012年はアパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズ、A級レキシントン・レジェンズでプレーし、2球団合計で9試合(先発7試合)に登板して2勝1敗、防御率3.85、41奪三振を記録した。 2013年はA-級トリシティ・バレーキャッツとA級クァッドシティ・リバーバンディッツ[2]でプレーし、2球団合計で30試合に登板して4勝1敗1セーブ、防御率4.47、41奪三振を記録した。 2014年はA+級ランカスター・ジェットホークス、AA級コーパスクリスティ・フックス、AAA級オクラホマシティ・レッドホークスでプレーし、3球団合計で34試合に先発登板して2勝2敗、防御率3.62、67奪三振を記録した。 2015年はAAA級フレズノ・グリズリーズ[3]でプレーした。 オリオールズ時代2015年6月25日に金銭トレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[4]。移籍後は傘下のAA級ボウイ・ベイソックスとAAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計で46試合に登板して7勝4敗、防御率2.47、74奪三振を記録した。 2016年はAAA級ノーフォークでプレーし、48試合(先発2試合)に登板して6勝2敗2セーブ、防御率2.53、81奪三振を記録した。 2017年、マイナーではAAA級ノーフォークでプレーし、42試合(先発1試合)に登板して4勝4敗10セーブ、防御率2.42、80奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[5]、翌2日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー[6]。この年メジャーでは5試合で防御率14.29だった。9月17日にDFAとなり、同日中にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属された。オフの11月6日にFAとなった[7]。 パイレーツ時代2017年12月7日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。 2018年の開幕は傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスで迎えたが、4月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。そこから右のリリーフとしてメジャーに定着し、最終的に63試合に登板して4勝3敗、防御率2.47、88奪三振、15ホールドを記録した。シーズン終了後にはパイレーツの球団最優秀新人に選出された[9]。 ブレーブス時代2021年7月30日にブライス・ウィルソン、リッキー・デビトとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[10]。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[11]。 投球スタイル投球の75%は最速96.7mph[12](約155.6km/h)の高回転の速球で占められている[13]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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