ブリジェンズはイギリスのバーミンガムで家具職人の子として生まれた[1]。父親(リチャード・ヒックス・ブリジェンズ、1785–1846)は、リバプールの彫刻・家具職人のジョージ・ブロック(英語版)に弟子入りし、1814年にブロックとともにロンドンに移った。1819年に独立して故郷のバーミンガムで家具作りをしていたが、1825年に妻が当時イギリスの植民地だったトリニダード島の砂糖プランテーションを相続したのを機に一家で移住した[1]。父親は彫刻や絵画、デザインなど幅広く手掛け、1836年には画集 West India Scenery を出版したほか、ポートオブスペインの公共事業監督にも就任し、1844年には当地初の官庁の設計を手掛けた(のちに改築され、現在はトリニダード・トバゴの国会議事堂(英語版))[2]。
Ellen P. Conant編, Challenging Past And Present: The Metamorphosis of Nineteenth-Century Japanese Art, Univ of Hawaii Pr; illustrated edition版(2006年), ISBN978-0824829377