リアム・ウォルシュ
リアム・ウォルシュ(Liam Walsh、1986年5月18日 - )は、イギリスのプロボクサー。グレーター・マンチェスター・ロッチデール出身。元WBOヨーロピアンライト級王者。元WBOインターコンチネンタルライト級王者。双子の弟のライアン、兄のマイケルもプロボクサーである。 来歴プロ時代2008年2月2日、プロデビュー戦を行い1回1分57秒KO勝ち。 2010年10月23日、ロンドンのヨーク・ホールにてマクスウェル・アウクとコモンウェルススーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[1]。 2012年7月14日、ロンドンのブーリン・グラウンドにてデビッド・ヘイ対デレック・チゾラの前座でドメニコ・ウルバノとWBOヨーロピアンライト級王座決定戦を行い、8回2分10秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。 2014年11月29日、ロンドンのエクセル展覧会センターにてデレック・チゾラ対タイソン・フューリー第二戦の前座で英国スーパーフェザー級王者ゲイリー・サイクスと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収め、英国王座獲得に成功するとともに4度目のコモンウェルス王座防衛に成功した[3]。 2015年7月11日、マンチェスターのマンチェスター・ベロドロームにてテリー・フラナガン対ホセ・セペダの前座でイサイアス・サントス・サンパイオとWBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦を行い、6回1分26秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した。 2017年5月20日、ロンドンのカッパー・ボックスでIBF世界スーパーフェザー級王者ジャーボンテイ・デービスに挑戦し、プロ初黒星となる3回2分11秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[4][5]。 2019年11月9日、ロンドンのヨーク・ホールにてマキシ・ヒューズとWBOヨーロピアンライト級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[6]。 ヒューズ戦以降試合をしておらず、ウォルシュは2023年4月のインタビューで「俺は世界王者になるためにボクシングを始めたが、果たすことが出来なかった。デヴィン・ヘイニー、ホルヘ・リナレス、ワシル・ロマチェンコ、テオフィモ・ロペス等の試合を観て、俺は彼らを倒すことは出来ないと感じている。特に今の状態ではね」「(2017年の)デービス戦で勝てると心から信じていたし、それについては何の迷いもなかった。だが、その時の自信はもうないんだ。こうしてすべてが終わった。全力を尽くしてきたが、十分ではなかった」と引退を示唆した[7]。 戦績
獲得タイトル脚注
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