ラッセ・オッテセン
ラッセ・オッテセン(Lasse Ottesen、1974年4月8日 - )は、ノルウェー南東部アーケシュフース県Aurskog出身の元スキージャンプ選手。 プロフィール1991年にスキージャンプ・ワールドカップデビュー。 1992年アルベールビルオリンピックに出場しノーマルヒル、ラージヒルともに45位だった。 1994年、地元開催のリレハンメルオリンピックでノーマルヒル個人銀メダルを獲得。 1993/94シーズンのジャンプ週間で、オッテセンはチームメイトのエスペン・ブレーデセンが総合優勝争いにおいてドイツのイェンス・バイスフロクに勝つために悪名高き役割を演じた。 第4戦ビショフスホーフェンの2本目、最後のジャンプを前にバイスフロクは8ポイントのリードを持っていた。 最後のジャンプの飛躍順はブレーデセン-オッテセン-バイスフロクであった。 ブレーデセンは121.5mを飛び、バイスフロクが上回るには117m以上飛ぶことが必要となった。 ここでオッテセンは風の状況が悪くなるまで不当に長くスタートを引き伸ばした。 バイスフロクは113.5mに終わり総合優勝を逃す結果となり、後にこの不正に対して強い不満を表明した[1]。 1995年、カナダ、サンダーベイでの世界選手権ではラージヒル個人で4位入賞している。 ワールドカップでの優勝は無く、2位が3回3位が6回ある。 また、スキーフライング世界選手権では5位に2度(1994年、1998年)入賞している。 2000/01シーズン限りで現役を引退し、ノルウェーノルディック複合チームのジャンプコーチに就任。2004年からUSAノルディック複合チームコーチを務め、2006年には同チーフコーチに就任した。 脚注外部リンク |