ラックザー
ラックザー (ベトナム語:Thành phố Rạch Giá / 城庯瀝架 発音、現地発音はラックヤー) はタイランド湾に面したキエンザン省の省都の港湾都市である。中国語表記は迪石。 概要ホーチミン市の南西約195kmにある。かつてはカンボジア領であったが、1715年に広南国のキン人による南進でベトナムの領土になった。かつてのカンボジア名は、Kramuon-Sa。住民はキン人の他、クメール人、ホア人が住む[1]。また近年は越僑(海外移住したベトナム人)による投資が盛んに行われており[1]、市の南西部にはニュータウンが広がりつつある。 地名の由来はクメール語krâmuŏnsâ(白蝋)説、越語「モヤシ濠」説等がある。 交通市街中心より南西約10kmの距離にあるラックザー空港からベトナム航空の便が、ホーチミン市およびフーコック島と結ぶ。空港近くにはキエンザン省バスターミナルがありメコンデルタ各地やホーチミン市へのバスが運行する。市街中心部にある港からは、フーコック島のバイボン港、ハティエンの他、ホンチェ島など近隣の島への船舶が運行する。また、フーコックに寄航して、カンボジア、タイを往復する旅客船が2007年に就航予定。3ヶ国にて協同運航する。 行政区分→「ベトナムの地方行政区画」も参照
ラックザーは、以下の行政単位に区分される。
脚注
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