ライオンシティカップ

ライオンシティカップ
Lion City Cup
競馬場 クランジ競馬場
創設 1974年
距離 芝1200メートル
格付け G1
賞金 賞金総額800,000シンガポールドル
出走条件 サラブレッド3歳以上
負担重量 馬齢、牝馬1.5kg減
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ライオンシティカップLion City Cup)とは、シンガポールクランジ競馬場1200メートルで行われていた競馬競走である。

概要

1974年に新設された競走で、1974年から1999年まではブキッ・ティマ競馬場2000年以降は競馬場移転に伴いクランジ競馬場で実施されていた。

1974年から1975年までは6ハロン(1206.75メートル)、1976年からは一貫して1200メートルで実施され、シンガポール国内での短距離路線最高峰レースである。クランジ競馬場移転後はクリスフライヤーインターナショナルスプリント(2015年廃止)を目指すシンガポール所属馬にとっての前哨戦となっていた。

マーライオントロフィーロケットマンスプリントと共にシンガポールスプリントシリーズ競走に指定されていた。過去にはスタープリンスチャレンジシルバーカップなどが競走に指定されていた。

2016年から賞金総額が500000シンガポールドルから800000シンガポールドルに増額された。

2019年より国際招待競走となる予定であったが、見送られている[1]

歴代優勝馬

施行年 優勝馬 日本語読み タイム 優勝騎手 管理調教師
1974年 General Trong III ゼネラルトローン 1:14.4 P Lee M Mansor
1975年 Golden Way ゴールデンウェイ 1:13.8 P Tulk D Tan
1976年 Blue Star ブルースター 1:11.8 L Piggott I Allan
1977年 Blue Star ブルースター 1:10.4 L Piggott I Allan
1978年 Gentle Jim ジェントルジム 1:10.8 L Piggott G Bougoure
1979年 Butterfly Boy バタフライボーイ 1:12.8 N Harris I Allan
1980年 Sovereign Escort II ソブリンエスコート 1:12.5 L Millington S H Lee
1981年 Favoured Gent ファボウレットジェント 1:10.0 G Donnelly G Bougoure
1982年 Added Advantage II アデッドアドバンテージ 1:10.7 C Gwilliam C B Teh
1983年 Added Advantage II アデッドアドバンテージ 1:14.0 N Tiley C B Teh
1984年 Jingle Bell IV ジングルベル 1:12.1 N Tiley C B Teh
1985年 Jingle Bell IV ジングルベル 1:12.1 D Subian C B Teh
1986年 Balik Pulau II バリクプラウ 1:12.0 I Ismadi(a) C B Teh
1987年 Cash In The Bank キャッシュインザバンク 1:10.8 D Murphy J Kok
1988年 Prima Rank プリマランク 1:12.3 M Rahmat K S Loh
1989年 Entertainment XI エンターテインメント 1:13.7 K L Oo I Allan
1990年 War Plan ワープラン 1:10.4 K Skinner S Ong
1991年 Olympic Boy オリンピックボーイ 1:12.8 I Saifudin(a) C B Teh
1992年 Strawberry Hill ストロベリーヒル 1:14.0 W Harris G Bougoure
1993年 Giltedged III ギルテッドゲッド 1:11.5 K C Ng C Read
1994年 King's Seal キングスシール 1:09.8 S Y Leong S Ahmad
1995年 Imperial Lord III インペリアルロード 1:10.7 I Azhar H B Lim
1996年 Golden Glory ゴールデングローリー 1:15.3 O Chavez M Yusof
1997年 Fischer フィスチャー 1:12.1 J Saimee MP Thwaites
1998年 The Jolly Roger ザジョリーロジャー 1:11.7 O Doleuze M Knet
1999年 Fischer フィスチャー 1:16.2 J Saimee MP Thwaites
2000年 Superb Effect スーパーベフェクト 1:09.5 D O'Heare C Leck
2001年 Superb Effect スーパーベフェクト 1:10.1 D Holland C Leck
2002年 Classic Marco クラシックマルコ 1:10.5 L Mumby C Leck
2003年 Que Expresion キューエクスプレシオン 1:10.8 J Geroudis P Shaw
2004年 Super Racer スーパーレーサー 1:11.1 G Mosse C Leck
2005年 Ninetyfive Emperor ナインティファイブエンペラー 1:10.3 J Saimee C Leck
2006年 Arenti アレンティ 1:11.3 S King J Meagher
2007年 Why Be ホワイビー 1:11.3 B Vorster L Laxon
2008年 Capablanca キャパブランカ 1:09.5 N Callow D Baertschiger
2009年 Rocket Man ロケットマン 1:08.7 R Fradd P Shaw
2010年 Rocket Man ロケットマン 1:09.18 R Fradd P Shaw
2011年 Rocket Man ロケットマン 1:08.85 B Vorster P Shaw
2012年 Rocket Man ロケットマン 1:10.44 F Coetzee P Shaw
2013年 Super Easy スーパーイージー 1:08.66 J Moreira M Freedman
2014年[2] Zac Spirit ザックスピリット 1:08.76 A Munro C Brown
2015年[3] War Affair ワーアフエアー 1:09.21 A Munro HW Tan
2016年[4] Zac Spirit ザックスピリット 1:08.45 V Duric C Brown
2017年 Lim's Cruiser リムズクルーザー 1:09.73 D Beasley S Gray
2018年 Lim's Cruiser リムズクルーザー 1:09.39 G Boss S Gray
2019年 Aramco 1:08.99 V Duric S Baertschiger
2020年 Inferno 1:08.28 V Duric C Brown
2021年 Lim's lightning 1:09.14 D Beasley D Meagher
2022年 Lim's kosciuszko 1:08.91 CC Wong D Meagher
2023年 Lim's kosciuszko 1:08.94 CC Wong D Meagher
2024年 Lim's kosciuszko 1:09.35 M Lerner D Meagher

ライオンシティカップの記録

  • 連覇数 - 4(ロケットマン
  • 過去に連覇したことがある馬 - ブルースター、アデッドアドバンテージ、ジングルベル、スーパーベフェクト、ロケットマン、リムズクルーザー
  • 最年長勝利 - 7歳(ロケットマン)
  • 調教師での最多勝利 - 6勝(C・B・テウ(1982年、1983年、1984年、1985年、1986年、1991年))
  • 騎手での最多勝利 - 3勝(レスター・ピゴット(1976年、1977年、1978年))
  • レースレコード - 1分8秒66(スーパーイージー(クランジ移転後のレコード))ブキッ・ティマ時代 - 1分9秒8(キングスシール)

外部リンク

出典

  1. ^ クランジマイルが国際招待競走に昇格し総賞金大幅アップ(シンガポール)ジャパンスタッドブックインターナショナル、2018年2月22日閲覧
  2. ^ 2014年レース結果 - シンガポールターフクラブ、2014年5月2日閲覧
  3. ^ 2015年レース結果 - turfclub.com、2015年4月27日閲覧
  4. ^ 2016年レース結果 - turfclub.com、2016年4月25日閲覧