ヨンユット・トーンゴーントゥン
ヨンユット・トーンゴーントゥン(タイ語:ยงยุทธ ทองกองทุน、1967年2月18日 - )は、タイの映画監督・映画プロデューサー・脚本家。2000年スポーツコメディ映画『アタック・ナンバーハーフ』でデビュー。ヨンユット・トンコントーンとも表記される。 経歴チュラーロンコーン大学芸術学部卒[1]。2000年、実在するゲイのバレーボールチームの活躍を描いたスポーツコメディ映画『アタック・ナンバーハーフ』を製作し、映画監督デビューした[2]。この映画は2001年タイ国家映画協会賞、ベルリン国際映画祭テディ賞(Teddy Award)など数賞を受賞している[2]。さらに2003年にはその続編となる『アタック・ナンバーハーフ2 全員集合!』を製作した。 2004年、政府諜報機関に採用された家政婦を描いたコメディスパイ映画『メイド』を製作し、GMMグラムミー系列のGMMタイハブ(GTH)によって配給された。続いて2006年、女性たちが親友のフィアンセがゲイではないかと疑い、証拠を探り出そうと繰り広げるラブコメディ『ゲーンチャニー・ガップ・イーエープ』(Metrosexual)を製作。 2008年、ヨンユットはコメディ路線を変更し、オムニバスホラー映画『シー・プレーン』(英題:4bia)をパウィーン・プーリチットパンヤー(ปวีณ ภูริจิตปัญญา)、バンヂョン・ピサンタナグーン(บรรจง ปิสัญธนะกูล)、パークプーム・ウォンプーム(ภาคภูมิ วงศ์ภูมิ)と合作。『シー・プレーン』は2008年モントリオールファンタジア映画祭で銅賞を受賞[3]。また同年のトロント・アフター・ダーク映画祭においても銅観客賞を受賞している[4]。 2009年、新たなジャンルである恋愛映画に挑戦し、『クワーム・ヂャム・サン… デー・ラック・チャン・ヤーオ』(ความจำสั้น..แต่รักฉันยาว)(英題:Best in Time)を製作。第82回アカデミー外国語映画賞のタイ王国代表作品に選出された[5]。 また、ヨンユットはタイ映画監督協会の会長でもあり、2008年からバンコク国際映画祭の美術監督を務めており[6]、さらに映画祭出品作のサブタイトル製作責任者となっている[7]。 作品
脚注
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