モーリッツ・ブライプトロイ
モーリッツ・ブライプトロイ(Moritz Bleibtreu, 1971年8月13日 - )は、ドイツの俳優である。 プロフィールミュンヘンで生まれ、ハンブルクで育つ。父親は俳優のハンス・ブレナー、母親は女優のモニカ・ブライプトロイ。両親は正式に結婚していない。子役としてテレビドラマに出演するなどした後、17歳でオペアとして働くためにパリに向かう。その後、パリ・ニューヨーク・ローマで演技を学ぶ。このうち、生徒たちを非人道的に扱うニューヨークの演劇学校での日々が人生最悪の時だったと述べている[1]。 1994年から本格的に俳優として活動を始め、1990年代末からは活動の中心をテレビから映画に移す。 2005年4月29日付のタブロイド紙「Bild」によるアンケート調査「現代の最も美しい50人のドイツ人」で第2位に選ばれる[1]。 2006年に『素粒子』(ミシェル・ウエルベック原作)で第56回ベルリン国際映画祭男優賞を受賞する。 以前はドイツを中心に活動していたが、英語も流暢に話すことから2008年の映画『スピード・レーサー』を皮切りにアメリカ映画への出演も見られるようになる。ドイツ語と英語の他にフランス語とイタリア語も堪能である[1]。 家族父ハンス・ブレナーは、母モニカ・ブライプトロイとの関係とは別に、1998年に癌で亡くなるまで女優ルート・ドレクセルと長年に渡って事実婚の関係にあった他、女優スザンネ・カッペラーとの間に3人の娘をもうけている[2]。1975年に生まれた娘チリ・ドレクセルはモーリッツにとって腹違いの妹にあたり[3]、後に女優兼舞台演出家となる。 私生活2008年11月に恋人アニカとの間に息子ダヴィド(David)が生まれている[1]。 長くパートナー関係にあるクラリス・デ・カストロと、ベルリンとハンブルクで共に暮らしている[1]。 トリビア苗字の「ブライプトロイ(Bleibtreu)」はドイツ語で「誠実であれ」の意味である[1]。 出演作品
出典
外部リンク
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