モンド (1995年の映画)
解説ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオの同名小説の映画化。(短編集『海を見たことがなかった少年』収録) 海辺の町にフラリと現れ住み着いてしまった少年と、その町の人々の触れ合いを描くドラマ作品。 スタッフ
キャスト
ストーリー海辺の町にいつの間にか不思議な少年が住み着いていた。 独りぼっちのその少年は、町をフラフラ彷徨いながら少しずつ町行く人々と知り合ってゆく。 どこへ行くともなく、町を転々としながら暮しているその少年の名はモンド。 文字の読み書きが出来ず、両親らしき人もいない、どこからやって来たのかもしれない謎の少年だった。 岸で魚釣りをしている男性、郵便配達夫、手品師とその妻、スーツケースで鳩を飼う老人、教会の歌手・・・・ 知り合った人々は皆モンドが好きになっていった。 ある日、雨に打たれて体調を崩したモンドは、見ず知らずの館の庭へ辿り着き、そこで倒れこんでしまう。 館の主人のベトナム女性は、モンドを発見して不審に思いながらも介抱してあげた。 眼を覚ましたモンドは「少し休ませてもらうつもりだった」と言って館を出ようとするが、 女性は「ここにいていい」とモンドを置いてくれることになった。 平穏な日々が続くかと思えた矢先、モンドの友達だった鳩の老人や手品師たちに危難が訪れ、 それはやがてモンドにも及ぼうとしていた・・・・ 外部リンク |