モヨバンバ(Moyobamba)は、ペルー北東部、サン・マルティン県の県都。アマゾン川水系のワヤガ川の支流マヨ川(スペイン語版)中流域に位置する。標高約 860m。人口 5万6452人。蘭の街(City of Orchids)
歴史
154年7月25日にスペイン人のファン・ペレス(Juan Perez de Guevara)が建設。インカ帝国の集落があった地に、建設された歴史の古い町で、植民地時代には重要な商業中心地となった。その為、空港があるのは州の商業都市であり、より人口の多いタラポトであるが、現在もサン・マルティン県の県都はモヨバンバである。ペルーの熱帯雨林地区(セルバ)に位置。ケチュア語で「バンバ」とは「谷」を意味をし、街中にも至る所に窪んだ谷が存在する。
交通
- 国道 PE-5N (Carretera Fernando Belaúnde Terry) が通じ、東はタラポト、西はカハマルカ方面に伸びている。モヨバンバ空港はあるもの現在使用されていない。
気候
モヨバンバ, ペルー (1961–1990)の気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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平均最高気温 °C (°F)
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28.0 (82.4)
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27.9 (82.2)
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28.1 (82.6)
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28.3 (82.9)
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28.3 (82.9)
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28.2 (82.8)
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28.1 (82.6)
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28.6 (83.5)
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28.8 (83.8)
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28.8 (83.8)
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29.1 (84.4)
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28.6 (83.5)
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28.4 (83.1)
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平均最低気温 °C (°F)
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17.2 (63)
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17.5 (63.5)
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17.5 (63.5)
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17.4 (63.3)
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16.9 (62.4)
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16.3 (61.3)
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15.6 (60.1)
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15.6 (60.1)
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16.2 (61.2)
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16.9 (62.4)
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17.5 (63.5)
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17.6 (63.7)
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16.9 (62.4)
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降水量 mm (inch)
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138.9 (5.469)
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134.7 (5.303)
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168.6 (6.638)
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151.7 (5.972)
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77.3 (3.043)
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72.1 (2.839)
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57.2 (2.252)
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65.8 (2.591)
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107.4 (4.228)
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127.2 (5.008)
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131.4 (5.173)
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111.6 (4.394)
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1,343.9 (52.909)
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出典:NOAA[1]
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脚注
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モヨバンバに関連するカテゴリがあります。