モシーン
モシーン (英:Mosheen[1]) とはオーストラリア生産の競走馬、繁殖牝馬である。主な勝ち鞍は2011年のクラウンオークス(GI)、2012年のオーストラリアンギニー(GI)、ストームクイーンステークス(GI)、ランドウィックギニーズ(GI)[1]。 現役中はスプリントからクラシックディスタンスまでの幅広い距離で活躍し、GIを4勝。引退後は日本のノーザンファームで繁殖牝馬となっている。 戦績2010年に「Inglis Australian Easter Yearling Sale」において25万オーストラリア・ドルで取引される[3]。翌2011年3月にデビュー勝ちし、2戦目で挑んだ2歳スプリント王決定戦のゴールデンスリッパーステークス(GI・芝1200)で2着となる。デビュー6戦目のエドワードマニフォルドステークス(GII・芝1600)で重賞初制覇[4]。同年12月のクラウンオークス(GI・芝2500)では9馬身差の逃げ切り勝ちでGI初制覇を果たしている[5]。 2012年にはオーストラリアンギニー(GI・芝1600)、ランドウィックギニーズ(GI・芝1600)、ストームクイーンステークス(GI・芝2000)とGIを3連勝を記録している。同年限りで現役を引退した[4]。 年度別競走成績
繁殖牝馬時代モシーンの所有者フィル・スライ(Phil Sly)はJRAの馬主資格も保有し、ノーザンファーム代表の吉田勝己と親交があった。スライは現役中からモシーンの所有権の50%を吉田に譲渡しており、引退後はノーザンファームで繁殖牝馬となった[5]。 2番仔のプリモシーン(父ディープインパクト)が2018年のフェアリーステークス(GIII)を制し、産駒初の重賞制覇を果たした[6]。 繁殖成績
血統表
参考
外部リンク
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