メーチェム郡座標: 北緯18度29分56秒 東経98度21分43秒 / 北緯18.49889度 東経98.36194度
メーチェム郡(メーチェムぐん)はタイ北部・チエンマイ県にある郡(アムプー)である。 名称メーチェムとは「チェム川」と言う意味である。チェム川は郡内を流れる川のことで、チェムとは「明るい」を意味する。 歴史メーチェム郡は最初ムアンチェム郡の名前で1908年、チョームトーン郡から、タムボン・メータップ、タムボン・ターパー、タムボン・チャーンクン、タムボン・メースックが分離して成立した[1]。1917年郡庁がチャーンクンにあったことから、郡の名称はチャーンクン郡と改称された[2]。1938年、郡は分郡(キンアムプー)へと降格され、チョームトーン郡の管轄下におかれた[3]。1939年にはメーチェム分郡という名前に改称[4]。1956年、再び郡へと昇格した[5]。 地理郡はチェム川の形成した盆地にある。チェム川はその中央を南北に通り、東西に高い山岳地帯を形成しており、郡のほとんどは森林で覆われている。郡内の最高峰はタイ国内最高峰でもあるドーイ・インタノン(インタノン山)であり、海抜2,565mである。一方、郡内の最低地は海抜、282mとなっている。またドーイ・インタノンを中心とする地域はドーイ・インタノン国立公園に指定されている。 交通は国道1009号線が東に延びており、チョームトーン方面と、国道1088号線が南に延びており、ホート方面と、国道1263号線が西に延びており、クンユワム方面と通じている。 経済郡内の主な産業は農業である。主な農業生産品に、飼料用トウモロコシ、ダイズ、キャベツ、アカワケギ、ニンジン、ジャガイモなどが生産されている。 行政区分郡は10のタムボンに分かれ、さらにその下位に131の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
また、郡内には10のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
参考文献
脚注
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