メロン・リキュール
メロン・リキュールは、メロンを原材料としたリキュールである。主な生産国は日本とオランダ。おおよそアルコール度数は17 - 23度、エキス分は14 - 45%。 歴史初めてメロン・リキュールが作られたのは1964年である。日本のサントリー(初代法人。現・サントリーホールディングス)が発売したヘルメス・メロン・リキュールが世界初の製品とされている。メロン・リキュールは1971年に、日本では初めて行われた国際バーテンダー協会による世界大会の際に多くのバーテンダーに認知されるようになり、世界的に広く愛飲されることとなった。 その後、1978年にサントリー酒類(初代法人。現・サントリースピリッツ)がミドリ・メロン・リキュールを発売。これは従来品に残るウリ科独特の野菜臭を低減した完成度の高いリキュールであり、日本を代表する銘酒の一つとして各国に広まった。現在では約30カ国に輸出されている。 製菓用には日本のドーバー酒造が着色料使用・不使用の両タイプを製造・販売している。 銘柄いずれもマスクメロンやハニーデューメロンを原材料としており、その甘み、色彩を意識した作りとなっている。メロン・リキュールをカクテルに使用する場合、このリキュールの緑色を活かすようにするレシピが多い。
メロン・リキュールを使用したカクテル参考文献
関連項目外部リンク
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