第11代キンロス女卿 メアリー・エリザベス・モーガン=グレンヴィル (英語 : Mary Elizabeth Morgan-Grenville, 11th Lady Kinloss CI 、旧姓テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル (Temple-Nugent-Brydges-Chandos-Grenville )、1852年 9月30日 – 1944年 10月17日 )は、イギリス の貴族。
生涯
第3代バッキンガム=シャンドス公爵リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル と1人目の妻キャロライン(Caroline 、旧姓ハーヴィー(Harvey )、1874年2月28日没、初代準男爵サー・ロバート・ハーヴィー (英語版 ) の娘[ 1] )の長女として、1852年9月30日に生まれた[ 2] 。
父が1875年から1880年までマドラス総督 を務めており[ 1] 、メアリー・エリザベスは1878年1月1日にインド王冠勲章 (英語版 ) コンパニオンを授与された[ 3] 。
1884年11月4日、ルイス・ファーディナンド・ハリー・コートソープ・モーガン(Luis Ferdinand Harry Courthope Morgan 、1896年8月26日没)と結婚[ 2] 、5男1女をもうけた[ 4] 。1890年12月6日、2人は女王の認可状を受けて「グレンヴィル」を姓に加えた[ 2] 。
キャロライン・メアリー・エリザベス(1886年6月26日 – 1972年4月24日) - 1909年1月6日、トマス・クローズ・スミス(Thomas Close Smith 、1946年11月16日没、ヘンリー・フレッシャー・スミスの息子)と結婚、子供あり[ 4]
リチャード・ジョージ・グレンヴィル(1887年9月25日 – 1914年12月20日) - 第一次世界大戦 で戦死、生涯未婚[ 2]
ルイス・シャンドス・フランシス・テンプル(1889年10月10日 – 1944年8月2日) - 1921年8月18日、キャサリン・ベアトリス・マッケンジー・ジャックマン(Katherine Beatrice Mackenzie Jackman 、1960年6月1日没、ジョン・ジャックマンの娘)と結婚、子供あり。第12代キンロス女卿メアリー・フリーマン=グレンヴィル の父[ 4]
トマス・ジョージ・ブレダルバン(1891年2月28日 – 1965年1月10日) - 1916年3月1日、ジョージナ・セント・ジョン・マーフィー(Georgina St John Murphy 、1973年9月27日没、アルバート・セント・ジョン・マーフィーの三女)と結婚、子供あり[ 4]
ロバート・ウィリアム(1892年7月21日 – 1988年) - 1915年12月29日、アイリーン・アリス・ガートルード・ハーヴィー(Irene Alice Gertrude Harvey 、1916年10月6日没、第2代準男爵サー・ロバート・グレンヴィル・ハーヴィー の娘)と結婚、子供あり。1922年12月16日、エリザベス・ホープ・バイン・ガル(Elizabeth Hope Bine Gull 、1969年2月19日没、初代準男爵サー・チャールズ・バイン・レンショー (英語版 ) の娘、フランシス・ウィリアム・リンドリー・ガルの未亡人)と再婚、子供あり[ 4]
ハリー・ニュージェント(1896年1月8日 – 1979年) - メアリー・マレー(Mary Murray 、1981年没、エドワード・オリファント・マレー閣下の娘)と結婚、子供あり[ 4]
1889年3月26日に父が死去すると、キンロス卿 位を継承した[ 2] 。
1944年10月17日に死去、長男と次男に先立たれたため次男の長女ビアトリス・メアリー・グレンヴィル が爵位を継承した[ 4] 。
出典
^ a b Cokayne, George Edward ; Gibbs, Vicary , eds. (1912). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Bass to Canning) (英語). Vol. 2 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 410.
^ a b c d e Cokayne, George Edward ; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas , eds. (1929). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Husee to Lincolnshire) . Vol. 7 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. p. 312.
^ "No. 24539" . The London Gazette (Supplement) (英語). 4 January 1878. p. 114.
^ a b c d e f g Mosley, Charles , ed. (1999). Burke’s Peerage and Baronetage (英語). Vol. I (106th ed.). London: Burke's Peerage Limited. pp. 1602–1603. ISBN 2-940085-02-1 。