ムア・ラファティ(Mur Lafferty, 1973年7月25日-)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ダーラム在住の作家[1]。
経歴
2011年、短編 "1963: The Argument AgainstLouis Pasteur" で商業作家デビューし、2013年のジョン・W・キャンベル新人賞を受賞。
2013年、デビュー長編『魔物のためのニューヨーク案内』刊行。
2017年、初のSF長編『六つの航跡』刊行。翌2018年のヒューゴー賞、ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞の候補となった。
また、2004年からポッドキャストでSF、ファンタジー、ホラーなどのエッセイや小説を発表しており、ヒューゴー賞ファンキャスト部門をはじめ複数の賞を受賞している[2]。
主な作品
長編
The Shambling Guides シリーズ
- 『魔物のためのニューヨーク案内』杉田八重訳、創元推理文庫、2017年(A Shambling Guide to New York, 2013)
- The Ghost Train to New Orleans, 2014[3]
他の長編
- 『六つの航跡』茂木健訳、創元SF文庫、2018年(Six Wakes, 2017)
- 『マインクラフト なぞの日記』金原瑞人・松浦直美訳、竹書房、2019年
主な受賞歴
- 2007年 パーセク賞 執筆関連ポッドキャスト部門 受賞(I Should Be Writing)
- 2008年 パーセク賞 スペキュレイティブ・フィクション中長編部門 受賞(Heaven - Season Four: Wasteland[4])
- 2008年 パーセク賞 スペキュレイティブ・フィクション長編部門 受賞(Playing for Keeps)
- 2013年 ジョン・W・キャンベル新人賞 受賞[5]
- 2018年 ヒューゴー賞ファンキャスト部門 受賞(Ditch Diggers)[6]
脚注
外部リンク