ミリアム・ブトケライト(Miriam Butkereit 1994年5月8日- )はドイツ・ハンブルク出身の柔道選手。階級は70kg級[1][2]。
経歴
2018年のグランドスラム・アブダビと2019年のグランドスラム・デュッセルドルフ70㎏級でそれぞれ2位になった[1][2]。2021年のグランドスラム・テルアビブでも2位になった[1][2]。世界選手権では準々決勝でクロアチアのバルバラ・マティッチに敗れるなどして5位と、メダルを獲得できなかった[3]。そのため、東京オリンピックにはより活躍していたライバルのジョヴァンナ・スコッチマッロが選ばれた[4]。グランドスラム・バクーでは3位だった[1]。2022年のグランドスラム・ブダペストでは決勝で新添左季に敗れて2位だった[5]。世界選手権では準々決勝で田中志歩に敗れると、その後の3位決定戦でも新添に敗れて5位だったが、世界団体では3位になった[6][7]。2023年のヨーロッパ競技大会の団体戦では決勝のジョージア戦で唯一勝利するも、チームは敗れて2位だった[8]。2024年のグランドスラム・パリでは決勝で地元フランスのマリー=エヴ・ガイエを破ってIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[9]。続くグランドスラム・タシケントでも優勝した[10]。パリオリンピックには世界2位のジョヴァンナ・スコッチマッロを押しのけて出場を果たすと、決勝でクロアチアのバルバラ・マティッチに技ありで敗れたものの銀メダルを獲得した[11]。
IJF世界ランキングは2236ポイント獲得で3位(24/7/22現在)[12]。
主な戦績
(出典[1]、[2])
脚注
外部リンク