ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリ(深山茶羽挵、学名: Pelopidas jansonis)は、チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科に属するチョウの一種。茶色い小さなセセリチョウで、チャバネセセリの仲間。 形態・生態成虫は、4 - 9月にかけて年2回発生。近似種とは、もっぱら後翅裏の銀紋で区別する。本種は銀紋が大きく鮮やかであることで、他種と識別できる。他のセセリ同様、とまる時は翅を半分開く。花によく訪れるが、湿地で吸水したり、獣糞からミネラルを補給したりもする。 幼虫の食草はススキを主とするイネ科で、葉を巻いて糸でつづり、巣をつくる。 分布日本(本州から南西諸島)、朝鮮半島、中国。近年減少の著しい種でもあり、衰亡が心配されている。 名前は「ミヤマ(深山)」であるが、草原や渓流沿いなどでも見られる。平野部にはいない。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
|