ミナミジサイチョウ
ミナミジサイチョウ (南地犀鳥、Bucorvus leadbeateri) は、鳥綱サイチョウ目ジサイチョウ科(サイチョウ科とする説もあり)ジサイチョウ属に分類される鳥類。 分布アンゴラ、ウガンダ、エスワティニ、ケニア南部、コンゴ民主共和国南東部、ジンバブエ、タンザニア、ナミビア北部、ブルンジ、南アフリカ共和国東部、モザンビーク、ルワンダ、レソト[1] 形態嘴の上部にある角質突起は嘴に沿った単純な形状で、角状にはならない[3]。眼の周囲や喉には羽毛がなく、赤い皮膚が裸出する[3]。 メスは喉の裸出部に青色部がある[3]。 生態主に昆虫、陸生の巻貝類、両生類、爬虫類を食べるが、ノウサギ類ほどの獲物を食べることもある[3]。 人間との関係生息地では薬用になると信じられたり、干ばつなどの際に伝統的な儀式で用いられることもある[1]。 ガラスに映った自身を攻撃して割ってしまうことがあり、害鳥とみなされることもある[1]。 農地開発や過放牧による生息地の破壊、他の動物の駆除用の毒餌による巻き添え、害鳥としての駆除などにより、推移に関するデータはないものの生息数は減少していると考えられている[1]。送電線による衝突死、紛争地帯では地雷、気候変動、感染症などによる影響も懸念されている[1]。 画像
脚注出典
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