マルセル・アンセンヌ
マルセル・アンセンヌ(Marcel Hansenne、1917年1月24日 - 2002年3月22日)は、フランスの陸上競技選手。1948年ロンドンオリンピックの銅メダリストである。フランス北部ノール県トゥールコワン出身。 経歴アンセンヌは、第二次世界大戦直後に活躍した中距離選手で、1946年のオスロで行われたヨーロッパ陸上選手権では800mに出場し、1分51秒2で銅メダルを獲得。1948年には、800mで1分48秒3(世界歴代2位)の自己ベストを出し、同年のロンドンオリンピックの優勝候補に名乗りを上げた。しかし、アンセンヌはラストスパートに難があり、オリンピックの800mではアメリカのマルビン・ホイットフィールド、ジャマイカのアーサー・ウィントに次ぐ銅メダルに終わってしまう。さらに、アンセンヌは1500mに出場。決勝に勝ち残るが11位という結果に終わった。 オリンピックが終わった3週間後の1948年8月27日に、アンセンヌは、スウェーデンのイェーテボリの1000mのレースで、2分21秒4の世界タイ記録を樹立した。 1950年のヨーロッパ選手権では、800mに出場し、イギリスのロジャー・バニスター、ノルウェーのアウドゥン・ボイセンといった強豪には勝利したものの、伏兵のイギリスのジョン・パーレットに敗れ銀メダルに終わっている。 アンセンヌは、フランスのスポーツ新聞のルキップの社員で、1970年から1982年まで編集長として活躍した。 自己ベスト
主な実績
外部リンク
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