マルゲリータ・ディ・サヴォイア (バルレッタ=アンドリア=トラーニ県)
マルゲリータ・ディ・サヴォイア(イタリア語: Margherita di Savoia)は、イタリア共和国プッリャ州バルレッタ=アンドリア=トラーニ県にある、人口約1万2000人の基礎自治体(コムーネ)。 イタリア最大規模の塩田であるマルゲリータ・ディ・サヴォイア塩田の所在地である。また、温泉地としても知られ、海水浴場を有するリゾート地である。 名称この町の名は、イタリア王国のマルゲリータ王妃(ウンベルト1世の妃、1851年 - 1926年)に因んでいる。もともとは、塩田(saline)に因んでサリーネ・ディ・バルレッタ(Saline di Barletta)と呼ばれていた。 標準イタリア語以外の言語では以下の名を持つ。
地理位置・広がりバルレッタ=アンドリア=トラーニ県北部のコムーネで、アドリア海に面する。県都の一つアンドリアの北西約20km、フォッジャの東南東約52km、州都バーリの西北西約66kmに位置する。[5] 隣接コムーネ隣接するコムーネは以下の通り。FGはフォッジャ県所属を示す。 歴史1879年、この町はマルゲリータ王妃(マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァ)に因み、マルゲリータ・ディ・サヴォイアに改称した。 2004年にバルレッタ=アンドリア=トラーニ県が設置(自治体としての発足は2009年)されると、フォッジャ県から移された。 社会人口人口推移文化・観光町の観光の目玉は温泉であり、塩田母液を引いた温泉泥浴を楽しむ近代的な温泉設備がある。また長い砂浜はビーチとなっている。 16世紀にある塩の倉庫 Torre delle Saline を利用した、塩田博物館がある。 自然・環境マルゲリータ・ディ・サヴォイア塩田は、1977年にイタリア共和国の自然保護区の「マルゲリータ・ディ・サヴォイア塩田自然保護区」に指定された。1979年にはラムサール条約の定める「国際的に重要な湿地」に登録されている[6]。イタリアのラムサール条約登録地一覧も参照。 脚注「※」印を付したものは翻訳元に挙げられていた出典であり、訳出に際し直接参照してはおりません。
関連項目
外部リンク
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