マリー・カレルギー(Marie Kalergi、1840年1月16日 - 1877年3月11日)は、ポーランド人の貴族。サンクトペテルブルクで生まれ、大地主で、10世紀前後からのヨーロッパ最古級の貴族家系のひとつ[1]であり、東ローマ皇帝ニケフォロス2世フォカスの子孫であるカレルギス家(英語版)出身のヤン・カレルギス伯爵とその妻でロシアの政界の重鎮であるネッセルローデ伯爵の姪であるマリア・ネッセルロードの娘である。1857年6月27日にパリでフランツ・カール・クーデンホーフ(ドイツ語版)伯爵と結婚し、クーデンホーフ=カレルギー家を設立した。37歳で夫の領地ロンスペルク(英語版)で亡くなった。
子女
- フリードリヒ・クーデンホーフ=カレルギー(1861年 - 1882年) - フランツ・カールとマリーの次男。
- ヨハン・ドミニク・マリア・クーデンホーフ=カレルギー(1863年 - 1925年) - フランツ・カールとマリーの三男。
- マリア・テクラ・ヴァルブルガ・フランツィスカ・クーデンホーフ=カレルギー(1865年 - 1933年) - フランツ・カールとマリーの長女。
- リヒャルト・ヨーゼフ・フランツ・マリア・クーデンホーフ=カレルギー(1867年 - 1934年) - フランツ・カールとマリーの四男。
- マリエッタ・アンナ・ゾフィー・ヴィクトリエ・クーデンホーフ=カレルギー(1874年 - 1938年) - フランツ・カールとマリーの次女。
出典