マリアーノ・ディアス・メヒア
マリアーノ・ディアス・メヒア(Mariano Díaz Mejía スペイン語発音: [maˈɾjano ˈði.að meˈxi.a], 1993年8月1日 - )は、スペイン・カタルーニャ州バダロナ出身のサッカー選手。元ドミニカ共和国代表。ポジションはFW。 経歴初期スペイン人の父親とドミニカ人の母親の元に生まれ、地元カタルーニャ州のRCDエスパニョールの下部組織からキャリアをスタート。複数の地元クラブを経て、2011年にレアル・マドリードのフベニールA(U-19)に加入した。2014年からはレアル・マドリード・カスティージャでプレーし、2015-16シーズンはセグンダ・ディビシオンB(3部)で通算27ゴールを記録する活躍を見せた。2015-16シーズンの途中まで指導したジネディーヌ・ジダン監督からも高い評価を得て、2016年6月までとなっていた契約を2021年まで延長した。 2016年のプレシーズン遠征ではカスティージャ時代の恩師であるジダンが率いるトップチームに招集され、7月30日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ2016のチェルシーFC戦に出場し、トップチームデビューを果たすとともに初得点を挙げた[2]。 リヨン時代2017年6月30日、リーグ・アンのオリンピック・リヨンに5年契約で移籍した[3]。リーグ開幕戦のRCストラスブール戦では2ゴールを決め、チームの勝利に貢献した[4]。 レアル・マドリード復帰2018年8月29日、レアル・マドリードに5年契約で復帰することが発表され、背番号は退団したクリスティアーノ・ロナウドやラウル・ゴンサレスらが背負っていた伝統の7番に決定した[5]。9月19日、欧州CL第1節のASローマ戦で途中出場を果たすと、CL初得点を決めて勝利に貢献した[6]。 2019-20シーズンからはプレシーズンに加入したエデン・アザールの背番号が7番に正式決定したことを受け、背番号を24番に変更した[7]。このシーズンは構想外となり、ラ・リーガでは2019年10月19日のマヨルカ戦に唯一ベンチ入りしたのみで出場は無かった。唯一の公式戦の出場はカリム・ベンゼマの負傷により招集されサウジアラビアで行われた、2020年1月8日のスーペルコパ・デ・エスパーニャ、バレンシアCF戦でのルカ・ヨビッチとの交代で出場した後半の数分間のみだった。しかし、2020年3月1日のFCバルセロナとのエル・クラシコでサプライズ招集されると[8]、終了間際に途中出場し僅か50秒後にチーム2点目となるゴールを挙げ、伝統の一戦の勝利に大きく貢献[9]。交代から50秒での得点は21世紀のエル・クラシコにおける交代選手の最速ゴール記録となった。 その後はヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴの台頭もあり、出場機会に恵まれず、2022-23シーズン終了をもってレアル・マドリードとの契約が満了となった[10]。 セビージャ時代代表歴母親の祖国であるドミニカ共和国代表を選択し、2013年3月24日に行われたハイチ代表との親善試合で代表デビューし、ゴールも挙げている。しかし本人はスペイン代表入りを望んでおり、それ以降は招集に応じていない。 個人成績クラブ
代表
代表での得点
タイトル
脚注
外部リンク
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