マリア・クリスティーナ・デ・ボルボン・イ・バッテンベルグ
マリア・クリスティーナ・デ・ボルボン・イ・バッテンベルグ(María Cristina de Borbón y Battenberg, 1911年12月12日 - 1996年12月23日)は、スペインの王族、スペイン王女(Infanta de España)。スペイン王フアン・カルロス1世の父方の叔母にあたる。 全名はマリア・クリスティーナ・テレサ・アレハンドラ・マリア・デ・ラ・コンセプシオン・イルデフォンサ・ビクトリア・エウヘニア(María Cristina Teresa Alejandra María de Guadalupe María de la Concepción Ildefonsa Victoria Eugenia)。 生涯スペイン王アルフォンソ13世と王妃であるバッテンベルク公女ヴィクトリア・ユージェニーの間の次女として生まれた。母はイギリスのヴィクトリア女王の孫娘の1人であった。1933年、共和制への移行に伴ってスペインを退去したアルフォンソ13世は、マリア・クリスティーナと姉のベアトリスを伴ってローマに移住した。息子4人のうち2人が血友病患者だったアルフォンソ13世は、娘たちも血友病の保因者の恐れがあると考え、娘婿選びに慎重であった。 マリア・クリスティーナは1940年6月10日にローマにおいて、エンリコ・マローネ=チンザノ伯爵(1895年 - 1968年)と結婚し、間に4人の娘をもうけた。1996年、マドリードの実家を訪問した際に、義妹のバルセロナ伯爵夫人マリア・デ・ラス・メルセデスの屋敷ヴィラ・ヒラルダ(Villa Giralda)において、心臓発作により急死した。享年85。 子女
参考文献
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