ママコナ
ママコナ(飯子菜、学名:Melampyrum roseum var. japonicum)は、ママコナ属の一年草である。 特徴山地の林縁などの乾いた場所に生育する半寄生植物。花弁に2つ並んだ白い膨らみが米粒のように見えること、または、若い種子が米粒に似ていることが和名の由来の説となっている[5]。茎の高さは、30-50 cm[6]。先端が針状で鋸歯の苞があり、茎の付根に長さ16-18 cmで唇形の紅紫色の花を付ける[7]。花期は6-8月。花の盛りが過ぎると、米粒のように見える白い膨らみが濃い赤色に変わる[8]。葉は長さ3-6cmの長形で、対生する[5]。 分布北海道南西部・本州・四国・九州の各地に分布する。神奈川県では絶滅し、秋田県・埼玉県・千葉県・鹿児島県では絶滅危惧Ⅰ類、神奈川県では準絶滅危惧種に指定されている[9]。田中澄江が『新・花の百名山』の著書で、天狗山を代表する花の一つとして紹介している[10]。 近縁種
脚注
関連項目
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