マット・ウェスト
マシュー・ロバート・オニール・ウェスト(Matthew Robert O'Neil West, 1988年11月21日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。 オリックス・バファローズでの表記はマット・ウエスト。 経歴プロ入りとレンジャーズ時代2007年のMLBドラフト2巡目(全体80位)でテキサス・レンジャーズから指名され、内野手として契約。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズで29試合に出場し、打率.301、17打点、1盗塁の成績を残した。 2008年はA-級スポケーン・インディアンスで67試合に出場し、打率.258、4本塁打、30打点、1盗塁の成績を残した。 2009年はA級ヒッコリー・クロウダッズで135試合に出場し、打率.234、5本塁打、55打点、12盗塁の成績を残した。 2010年はA級ヒッコリーで115試合に出場し、打率.223、13本塁打、48打点、7盗塁の成績を残した。 2011年に右腕の強さを買われ、投手へ転向[1]。A-級スポケーンで23試合に登板し、1勝2敗9セーブ、防御率3.12、35奪三振の成績を残した。9月にA+級マートルビーチ・ペリカンズへ昇格し、1試合に登板した。オフの11月18日にレンジャーズとメジャー契約を結び[2]、40人枠入りを果たした。 2012年はA+級マートルビーチで17試合に登板し、0勝3敗、防御率6.64、14奪三振の成績を残した。8月22日にトミー・ジョン手術を行った。 2013年は前年の手術の影響で大半をリハビリに費やし、8月にルーキー級アリゾナリーグで復帰した。 2014年はAA級フリスコ・ラフライダーズで開幕を迎え、8試合に登板。2勝0敗3セーブ、防御率0.68、10奪三振と好投し、5月にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ昇格。AAA級ラウンドロックでは19試合に登板した。7月10日にメジャーへ昇格し[3]、同日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦でメジャーデビュー。10点ビハインドの6回表から登板し、2回を無安打無失点1奪三振に抑えた[4]。この年は3試合に登板し、防御率6.75、3奪三振の成績を残した。 プルージェイズ傘下時代2015年1月14日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[6]。開幕は傘下のAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツで迎えた。5月2日にDFAとなった[7]。 ドジャース時代2015年5月4日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、同日中に傘下のAA級タルサ・ドリラーズへ異動した[8]。メジャーでは6月に2試合登板し、7月11日にDFAとなった[9]。15日にマイナー契約でAAA級オクラホマシティ・ドジャースに異動した[10]。この年はプレーしたマイナー4球団合計で34試合に登板して2勝2敗1セーブ、防御率3.54、55奪三振の成績を残した。 2016年はAAA級オクラホマシティでプレーし、39試合に登板して3勝0敗6セーブ、防御率2.33、38奪三振の成績を残した。9月1日に自由契約となった[10]。 オリックス時代2016年12月13日にオリックス・バファローズへの入団が発表された[11]。背番号は29。 2017年は一軍での登板はわずか2試合の登板に終わった。オフの12月2日に自由契約となった[12]。 オリックス退団後2018年1月24日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだが[13]、開幕前にFAとなる。5月17日に独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約。この年は17試合に登板して、0勝0敗、防御率0.54の成績を残した。 2019年もシュガーランド・スキーターズと再契約。50試合に登板して2勝3敗4セーブ、防御率3.00の成績を残した。シーズン終了後に退団した。 2019年12月2日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約したが[14]、新型コロナウイルスの感染拡大によりメキシカンリーグの2020年シーズンが開催中止となったため、公式戦に出場することはなかった。タバスコ・キャトルメンとの契約は残したまま、7月に古巣のシュガーランド・スキーターズ[15]と契約してプレーした。 2021年4月21日にタバスコ・キャトルメンを自由契約となった[10]。 詳細情報年度別投手成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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