マダラドチザメ
マダラドチザメ(Ctenacis fehlmanni)はタイワンザメ科に属するサメの一種。マダラドチザメ属に属する唯一のサメである。 分布インド洋のソマリア沖、水深70-170mの大陸棚で採集された1個体の成熟した46cmの雌に基づき記載[3]、その後、ロシアの調査でソマリア沖での生息を再確認、2011年にオマーン沖のアラビア海から未成熟2個体、妊娠個体含む成熟した3個体、計5個体の標本が追加された[4] [5]。 形態体はやや太く、吻は短くて円い。前鼻弁は小さく、その後端は口よりかなり前にある。口角部に小さな唇褶がある。第一背鰭の起部は胸鰭後端の上にあり、第二背鰭は臀鰭よりわずかに前にある。体には赤褐色の鞍状斑があり、各斑紋の間や鰭には円状の小斑点や垂直線を有する。胎生で雌は少なくとも44cm以上で成熟する[6][5]。 引用文献と参考文献
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