マインド・トランスプラント
『マインド・トランスプラント』(Mind Transplant)は、アメリカ合衆国のジャズ・ドラマー、アルフォンス・ムゾーンが1974年に録音・1975年に発表したスタジオ・アルバム。 解説音楽的にはビリー・コブハムのアルバム『スペクトラム』から影響を受けており、同作にも参加していたトミー・ボーリンがサイドマンとして迎えられた[2][3]。なお、ボーリンは後にリッチー・ブラックモアの後任としてディープ・パープルに加入するが、デイヴィッド・カヴァデールによれば、『スペクトラム』および本作での演奏に感銘を受け、ボーリンをジェフ・ベック、ロリー・ギャラガーに続く第3の候補として考えていたという[4]。 ロバート・テイラーはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け、コブハムの『スペクトラム』と比較した上で「曲自体は、コブハムの"Red Baron"や"Stratus"ほど印象に残らないが、演奏に関しては同等に素晴らしい」「ムゾーンとボーリンの相性は良く、創造的にも技巧的にも、稀有な高みに達している」と評している[2]。 収録曲全曲ともエルヴェナ・ムゾーン作。
参加ミュージシャン
脚注
外部リンク
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