マイケル・スコフィールド
マイケル・スコフィールド (Michael Scofield) は、テレビドラマ『プリズン・ブレイク』の主人公。ウェントワース・ミラーが演じている。 概要建築の技師。年齢は30歳。身長186.7cm。潜在制止の機能障害という脳の先天障害と200近いIQが組み合わさったことで生まれた天才。全身のタトゥーはフォックス・リバー州立刑務所の設計図になっている。 両親が不在となった幼少期には、兄は矯正施設に入れられ、マイケルは里子に出されていた。そこで半年間にわたって義父から虐待を受けていたが、実父により助け出されたことが後に明かされる。
人物冷静沈着で判断力に優れており、事前準備も怠らず、幾度となく危機を乗り越えてきた切れ者。初期の計画が狂って最終的に8人で出る羽目になり、アブルッチの飛行機を使って逃亡しようと企てる。脱獄は何とか成功したが、飛行機に乗り込むことは失敗する。しかし、もしもの時に備えて事前準備をしており、脱走に必要な物(変装用の服や金など)を墓地に隠しているなど念には念を入れており、追跡者を撹乱させるためにあらかじめカードで散財する等偽装工作もしていた。 性格は極めて真面目で、正義感が強く、サラを利用していたことに罪の意識を脱獄後感じていた。また、殺人犯であるセオドア・バッグウェルを計画が狂ったとはいえ脱獄させてしまったことに対しても後悔していた。 元々は悪さばかりしてろくに働かない兄リンカーンを軽視していたが、弁護士であるヴェロニカから自分が大学に進学できたのは死んだと思っていた両親の遺産ではなくリンカーンが工面したものだと知り、陰謀と知った後、兄に恩を返すために脱獄計画を企てる。 フォックス・リバーの設計をしたことがあり、そのことを生かして設計図を元に脱獄の準備をする。 判断力や話術や計画力は優れているが、記憶力は常人を遥かに凌ぐという程ではなく、全身にタトゥーを彫っているのは、情報量が多くて記憶できなかったからである。第4シーズン序盤に、タトゥーは手術によって取り除かれる。 上記のように、優れた人物ではあるのだが、冷酷やずるがしこい一面もあり、とある少年の懇願を受け入れなかったり[2]、脱走時には共に脱獄したトゥイーナーをあっさり見捨て、建築家という地位と好青年ぶりを利用してポープ署長を騙して裏切るなど、全てにおいて完璧というわけではない。また、後に結婚するサラのことも、当初は計画を進める駒でしかなかった。第3シーズンでは、ベリックを陥れたこともある。 家族
脚注
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