ポー河の水車小屋
『ポー河の水車小屋』(ポーがわのすいしゃごや、イタリア語: Il mulino del Po)は、1949年製作・公開、アルベルト・ラットゥアーダ監督によるイタリアの映画である[1][2] 略歴・概要本作は、1949年にイタリアの映画会社ルックス・フィルムが製作、ロンバルディア州マントヴァ県のサン・ベネデット・ポー、ローディゴ、クルタトーネといった同県内各地でロケーション撮影を行って完成、同社が配給して同年9月28日にイタリア国内で公開された[1]。 リッカルド・バッケッリが1938年 - 1940年に執筆した同名小説を原作に、バッケリ自身が、マリオ・ボンファンティーニ、ルイジ・コメンチーニ、アルベルト・ラットゥアーダ、カルロ・ムッソ、セルジオ・ロマーノとともに翻案し、フェデリコ・フェリーニとトゥリオ・ピネリが映画用に脚色した[1]。本作の脚本を執筆したフェリーニは、本作公開の翌1950年、トゥリオ・ピネリと共同で脚本を執筆した『寄席の脚光』を、本作の監督であるアルベルト・ラットゥアーダと共同で監督して、映画監督としてデビューを果たすことになる[3]。 日本では、フランス公開と同年の1951年にイタリフィルムが輸入し、同年11月25日に同社が松竹洋画部と共同で配給して、公開された[2]。日本でのビデオグラムは、2020年9月にコスミック出版から発売された、「イタリア映画コレクション「越境者」10枚組」に収められた。 スタッフ
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