ポンフェラーダ
ポンフェラーダ (Ponferrada)は、スペイン、カスティーリャ・イ・レオン州、レオン県の自治体で、エル・ビエルソ(El Bierzo)地域の中心自治体でもある。自治体内の一部の地区ではガリシア語が使われる。 歴史新石器時代、鉄器時代、ローマ時代の定住地の痕跡が残っているが、公式の記録に名前が載るのは11世紀である。1082年、司教オスムンドがサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を行く巡礼のためにシル川に橋を架けるよう命じたとある。集落は近郊のラス・メドゥラスで採掘される金で潤い、シル川右岸周辺で人口が増えていった。別の説では、ポンフェラーダの名は『強固な橋』または『鉄の橋』を意味するPons Ferrataから生じたとしている。1086年頃にサン・ペドロ教会ができ、教会の周りの集落はラ・プエブラ・デ・サン・ペドロ(La Puebla de San Pedro)と呼ばれるようになった。これがポンフェラーダの前身である。それから橋がフェラタ橋と呼ばれるようになった。様々な者がポンフェラーダに関わりをもった。最初の領主は、巡礼路の警備を行っていたテンプル騎士団であった。騎士団解散後はオソリオ家のものとなり、その後カトリック両王が所有した。 1908年9月4日、アルフォンソ13世はポンフェラーダに市の称号を与えた。 地理人口
政治自治体首長はのサムエル・フォルゲイラル・アリアス(Samuel Folgueral Arias )で、自治体評議員は、PP:12、PSOE:8、IAP[5]:5となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[6]。
司法行政ポンフェラーダはポンフェラーダ司法管轄区に属し、同管轄区の中心自治体である[18]。 史跡・観光地
経済コマルカであるエル・ビエルソのワイン(DOビエルソ)生産中心地で、ドイツやアメリカ合衆国にも輸出されている。果物や野菜の生産も盛んである。ウシの飼育は都市の成長によって後退してきたが、家族経営の形態を維持している。 粘板岩採掘、建設機械製造や、風力原動機による発電が行われている。 スポーツ
脚注
外部リンク |