ボディ・シェイミングボディ・シェイミング(英語: body shaming)とは、他人の容姿について否定的な発言をすることである[1]。体の形状やサイズだけでなく、毛髪、顔立ち、傷痕、あざといった身体的な特徴についての発言も含まれる[2]。心理学博士のサマンサ・デカロによれば、他人の体について「治す」必要があると暗示するような発言を行うことは全て、ボディ・シェイミングであると考えられており、また、こういった振る舞いは精神的虐待に分類されている[3]。 「健康的」に見えなかったり、「理想的な身体」を持っていなかったりする場合、それが男性であれ女性であれ、ボディ・シェイミングの標的となりうる[4]。アメリカ合衆国のハリウッドでは、モデル、女優、男優、アーティストがボディ・シェイミングの標的となっており、その状況にケイト・ウィンスレット、ジェニファー・ローレンス、レナ・ダナムといった著名人が警鐘を鳴らしている[5]。 イギリスの議会による2020年の調査では、成人の61パーセントが自分の身体イメージについて否定的な感情を抱いている、という結果が出た[6]。その中で男性の14パーセント、女性の13パーセントは「非常に否定的」と回答した[6]。 脚注
関連文献
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