ベーコン合同教会ベーコン合同教会(ベーコンごうどうきょうかい、英語: The United Church of Bacon, Baconism)は、無神論者のジョン・ホワイトサイド(英語: John Whiteside)と友人らにより2010年にラスベガスに設立された教会。2016年現在、信者は世界で13,000人を超える。通称はベーコン教で、ベーコンという名称は豚肉を加工した食品のベーコンに由来する。 概要ベーコン合同教会はすべてのベーコンを愛好する人を歓迎すると共に、無神論者のために無償で冠婚葬祭などのサービスを提供している。ベーコン合同教会は無神論者が不道徳、下等というような扱いを受けることや、神または迷信を信じないことによって嫌われ、疎外されるなどの無神論者への差別に対して抗議する目的を持ち合わせている。ホワイトサイド氏が「ベーコン」という名前を選択した理由について、社会が宗教に対して自然と敬意を持つことは宗教に特権を与えるため、それは間違いだと暴くためであり、又「目に見えない神とは異なり、少なくともベーコンは見ることができる。ベーコンは明らかに存在する」と主張している。ホワイトサイド氏は「ベーコン」という名前について「面白い」と形容している。[1][2]。主な加入基準は「ベーコン(ベジタリアンベーコンやターキーベーコンを含む)の匂いを愛すること」である。 結婚式ベーコン合同教会は結婚式において神の存在が必要無いとする人たちのために、結婚式の提案やプランの要望の実現、無宗教的かつ法的に認可された司式者の役割を無償で果たす。教会に所属する司式者は世界中に約2,000人いるとされている。ベーコン合同教会は結婚式において寄贈や料金を受け取らないとしており、財力があるならば教会の推奨するチャリティー団体に寄付することを勧めている[3]。結婚式以外にも、葬儀や洗礼の司会も行うとしている。 ベーコン八戒ベーコン合同教会に当初はベーコン九戒があり、第十の戒めは作ろうとしたが、石版に書くスペースがなくなり、作り直したくなかったために九戒になったとされている。第九の戒めは元々「税金を払う」だったが、後に変更された。 さらにその後(2022年7月時点に確認)公式サイトに掲示された内容は、第三の戒めと第四の戒めを統合して第九の戒めを改めたものに改訂された。[1]
使命
出典
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