プーピエン郡座標: 北緯18度45分42秒 東経100度47分17秒 / 北緯18.76167度 東経100.78806度
プーピエン郡(プーピエンぐん)とはタイ北部・ナーン県にある郡(アムプー)である。 名前プーピエン、プー・ピエンとは「ピエン山」という地元にある山の事である。この山の頂上に巡礼地として有名なワット・プラタートチェーヘーンがある。 歴史1359年、当時ワラナコーン(現、プワ郡)の国王であった、カーンムアンは南進を行い、ナーンやプーピエンの近辺を制圧した。その後、カーンムアンはスコータイからダンマパーラ(タンマパーン)長老と仏舎利を招き、プーピエンに、ウィエン・プーピエンとして街を建設、プラタート・チェーヘーンを建立し、仏舎利を収めた[1]。そして、プーピエンに遷都した。 しかし、プーピエンでは干ばつが続き、チェーヘーン(水が干上がる)と表現される程、街が干上がった[2]。そのため1368年、パーコーン王の時代に現在のナーンに遷都した[3]。 その後、プーピエンはナーンの衛星都市として機能した。しかしその後、1997年7月1日、プーピエン分郡としてナーンから分離、新たな行政区分として成立した[4]。2007年5月15日の対政府の決定により81の分郡が郡に昇格することとなった[5]。同年八月24日の官報の発行により公的に昇格が確認された [6]。 地理ナーン川の形成した台地にあり東側には山地が広がる。 経済分郡内の主な産業は農業で、名産品はワンピである。 行政区分分郡内には7のタムボンが存在し、その下位に59の村が存在する。テーサバーンは存在せず、7つのタムボン行政体が設置されている。
脚注
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