プーケット日本人会
プーケット日本人会(プーケットにほんじんかい、タイ語:ชมรม ภูเก็ต ญี่ปุ่น、英語:Phuket Japanese Association)はタイ王国プーケット県に存在する日本人会。1990年設置。 概要プーケット日本人会は、プーケット在住の日本人の相互扶助と交流促進を主目的とし、県内でのタイ人と日本人の文化交流、社会福祉への貢献などの活動を行っている。また、プーケット日本人補習授業校を運営し、会報「パカラン」の発行、在タイ日本国大使館出張サービスのサポートなどを行っている。 歴史
組織理事会の下に実務を行う事務局と監査が置かれ、そのさらに下に部会が置かれている。
会員タイ国在住で日本国籍を有する成人であれば、誰でも入会可。会員には「会員」と「賛助会員」の2種類がある。 所在地タイ王国 プーケット県 カトゥー郡 タムボン・カトゥー ウィチットソンクラーム通り ムー1 80 プリンス・オブ・ソンクラー大学プーケットキャンパス構内 (มหาวิทยาลัยสงขลานครินทร์, ภูเก็ตวิทยาเขต 80 หมู่ 1 ต. วิชิตสงคราม ต. กะทู้ อ. กะทู้ จ. ภูเก็ต 83120 ) プーケット日本人補習授業校1998年9月1日、補習準備校を設置。2000年2月1日、正式にプーケット日本人補習授業校。現在は、プーケット日本人会のもとで補習校運営委員会を設置し、在留日本人の自助努力により、運営に当たっている[1]。プーケット島及びその周辺地域在住の義務教育期間にある子女に対し、日本の教育制度に準じ、日本語による補習教育をしており、2008年度、小学校1年生から中学校3年生まで49名が在籍。バンコクの日本人組織との間に友好関係があり、泰日協会学校の教員による巡回指導、盤谷日本人商工会議所からの財政支援などを受けている。2024年4月、苅部俊雄が校長に就任。2024年12月、協会登記(NPO化)を申請。 プーケット復興委員会2004年のスマトラ沖地震で被災したプーケットの緊急支援と復興を日本人会はプーケット復興委員会を中心に支援した。被災直後は炊き出し、安否紹介、宿泊所の紹介などを行い、さらに事務局スペースを日本政府の現地支援室(臨時相談室)として提供する等日本政府の活動も支えた。また、津波後1年間限定のプロジェクトを立ち上げ、2006年に終了した。その献身的活動に対して外務大臣表彰が授与されている[2]。2005年12月26日、同会により、タイ津波犠牲者慰霊碑が建立された。 脚注
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