プレブドルジ・オルホン
プレブドルジ・オルホン(Pürevdorj Orkhon、1993年12月25日 - )は、モンゴルのウランバートル出身の女子レスリング選手である。階級は62kg級。身長163cm[1][2]。 来歴2007年にレスリングを始めた[2]。2013年の世界ジュニア55㎏級では準決勝で川井梨紗子に敗れるも3位になった[2]。2016年のヤリギン国際大会58㎏級では決勝で世界チャンピオンの伊調馨に10-0のテクニカルフォール勝ちして優勝した。この結果、伊調は13年ぶりの敗戦を喫することになり、不戦敗を除く連勝記録も189で止まった[3][4]。リオデジャネイロオリンピックでは2回戦でロシアのワレリア・コブロワに敗れるなどして7位に終わった[1][2]。2017年には世界選手権の63㎏級で優勝した[2]。2018年のアジア大会62㎏級では準決勝で60㎏級世界チャンピオンの川井梨紗子にフォール勝ちするなどして優勝した。これで個人戦の国際大会では2017年のヤリギン国際で勝って以来、10大会連続優勝を果たすことになった[2][5]。しかしその後、アナボリックステロイドのスタノゾロールが検出されたことにより、アジア大会の金メダルを剥奪された[6][7]。その後、2019年12月になってCASによりオルホンのドーピング違反が正式に確定した。2022年9月までの出場停止処分となった[8]。復帰後の2022年11月にはワールドカップ団体戦で3位になった[2]。2023年のアジア選手権では2位だった[2]。 主な戦績
63㎏級での戦績
62㎏級での戦績
(出典[2]) 脚注
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